Column

婚活に疲れてしまった−婚活迷子になる原因と「本当の幸せ」を手に入れる方法

婚活がつらくてやめたい

「婚活がしんどい……」「もう疲れた……」「私は何のために頑張っているの?」
そう思ったことはありませんか?

幸せな未来のために長年婚活を続けてきたのに、なぜか幸せに近づいている気がしない。
むしろ、どんどんモチベーションが下がってしまう。

結婚することが目的になったとき、起こりやすいのが「婚活迷子」。実は、ハイスペ女性は、「婚活迷子」になりやすい特徴を持っているのです。

この記事ではハイスぺ女性のあなたが「婚活迷子」になってしまう原因と、算命学の視点から考える結婚、また婚活迷子を抜け出すために必要な「自分軸の幸せ」を見つける方法をお伝えします。

「このまま婚活を続けていいのか?」と悩んでいるなら、ぜひ最後まで読んでみてください。

第1章:ハイスペ女性が「婚活迷子」になってしまう3つの理由

1.婚活を「プロジェクト」として捉えていませんか?

婚活を「結婚という目標を達成するためのプロジェクト」として考えていませんか?
ハイスペ女性は、仕事で目標を設定し、それを達成する力を持っています。だからこそ、「結婚=達成すべきゴール」という考え方になりがちです。

「適齢期までに結婚するのが普通」
「独身のままだと、周りからどう思われるかわからない」

そんなプレッシャーの中で、婚活を続けるうちに、「結婚しないとマイナスな状態だ」「せめてゼロ(既婚の状態)にしなきゃ」といった誤った認識が芽生えてしまっていませんか?

幸せは「結婚の有無」では決まらないはず。「結婚しない=未完成」ではありません。

2.「結婚の完成度」にこだわりすぎていませんか?

「せっかく結婚するなら、完璧な相手じゃないと意味がない」
そんな気持ちになっていませんか?

ハイスペ女性は、自分の努力でキャリアを築いてきたからこそ、結婚相手にも同じレベルの完成度を求めがちです。

条件に合わない人とは、最初から対象外にする
少しでも違和感があれば、「この人は違う」とすぐ判断してしまう
「妥協して結婚するくらいなら、一人のほうがマシ」と考える

これらは、あなたの価値観がしっかりしている証拠。でも、それが「完璧な結婚」へのこだわりになり、「納得できる結婚」ではなく「他人から見て評価される結婚」を求めているのではありませんか?

「失敗したくない」「理想を下げたくない」と考えてしまうと、いつまでも満足できる相手に出会えないまま、時間だけが過ぎてしまいます。

3.婚活が「作業」になっていませんか?

婚活アプリのプロフィールを眺め、いいね、メッセージをやりとりし、デートを繰り返す。
これらがまるで「仕事」のように感じていませんか?

「上限までいいねしないと…」
「1日に最低〇件はメッセージしないと…」
「とりあえず週末は予定を埋めないと…」

このように、婚活が「感情を伴わないルーティン」になってしまうと、本来大切なはずの「相手と向き合う気持ち」がどんどん薄れていきます。

婚活に疲れる原因は、「相手と出会っているのに、心が動かない」ことにあります。つまり、頭で条件を分析するだけで、心が置き去りになっているのです。

婚活迷子の原因は「他人軸」にある

このように、婚活が「プロジェクト」になり、理想の「完成度」にこだわり、ただの「作業」になってしまうと、いつの間にか「何のために婚活しているのか?」がわからなくなります。

本来、結婚は「幸せのための手段」のはず。でも、気づけば「結婚しなければ不完全」というプレッシャーに縛られてしまっているのです。

「本当の幸せはどこにあるのか?」
それを考えることが、婚活迷子から抜け出す第一歩です。

次の章では、算命学の視点から「結婚・恋愛・幸せ」の本当の意味についてお話しします。

第2章:算命学が教える「結婚・恋愛・幸せ」の本当の意味

算命学での「結婚」とは?本当の意味を知る

「結婚は幸せになるためのもの」
そんなふうに思っていませんか?

誰かと愛しあい、共に生きることは幸せなことです。けれど、算命学では「結婚とは修行の場である」と考えます。

結婚すると、自分と違う価値観を持つ相手と共に暮らし、家族を築くことになります。生活リズムの違い、考え方のズレ、予期せぬトラブルなど、恋愛中には見えなかった問題が次々に現れるでしょう。しかし、それらを乗り越えることで、人として成長し、より大きな徳を積むことができるのです。

算命学では、人生には「個として成長する時期」と「他者と関わりながら成長する時期」があるとされています。結婚とは、後者の「家庭という環境で自分を磨く」ステージ

相手を思いやる心
異なる価値観を受け入れる柔軟さ
家庭を維持する責任感

こうした経験を通じて、人としての器を広げることが、結婚の本質なのです
そして、その学びを生かし、仕事や社会でさらに貢献していく、この循環が人生の流れとして大切だと考えられています。

「結婚=幸せ」ではなく、結婚は自分を成長させる修行の場。この視点を持つことで、結婚に対する考え方が変わるかもしれません。

「結婚=ゴール」は間違い?幸せのための手段として考える

「結婚さえすれば幸せになれる」
そんな考えにとらわれていませんか?

婚活を続けるうちに、結婚そのものが目標になってしまうことがあります。しかし、結婚はゴールではなく、幸せのための手段の一つです。なぜなら、結婚は人生の一部にすぎず、その人の成長や幸福は結婚だけで決まるものではないからです。

もし、結婚が人生の目的になってしまうと…
「結婚できなければ、私は不幸なの?」
「結婚したら、何もしなくても幸せになれる?」
「結婚生活が思っていたのと違ったら?」

こんな疑問や不安に悩むことになります。

結婚は、人生をより豊かにするための手段のひとつ。それは、仕事・趣味・人間関係と同じように、自分の成長や幸せのために選ぶものです。大切なのは、「私はどんな人生を生きたいのか?」という視点を持つこと。

そして、その中で「結婚」が自分にとって必要なのか、どんな形の結婚が自分に合っているのかを考えることです。結婚だけが幸せではない。でも、結婚が幸せを広げる手段になることもある。

この考え方を持てば、婚活に対するプレッシャーも軽くなり、「結婚しなければならない」ではなく、「自分の幸せにとって結婚が必要かどうか」を選ぶ視点を持てるようになります。

第3章:「私の幸せ」を見つけるための3ステップ

婚活や恋愛に疲れたときこそ、一度立ち止まって「本当の幸せとは何か?」を考えることが大切です。

ここでは 「私の幸せ」を見つけるための3つのステップ を紹介します。このステップを実践することで、結婚だけにこだわらず、自分にとって本当に必要なものが見えてくるはずです。

Step1 まずは「叶えたいこと・やりたいこと」を明確にしよう

「あなたは、残りの人生で何を成し遂げたいですか?」
この問いに、すぐに答えられるでしょうか?

婚活や恋愛に夢中になっていると、「結婚すること」がゴールになりがちですが、本当に大切なのは「結婚を通じてどんな人生を生きたいのか」を考えることです。大それたことでなくても構いません。

例えば、
子どもを産み育て、未来に命をつなぎたい
世界中を旅して、その経験を人々に伝えたい
自分の好きな仕事を続けながら、パートナーと心地よい家庭を築きたい

「結婚が必要かどうか」は、あなたがどんな人生を望むかによって変わります。「結婚がゴール」ではなく、自分の幸せの一部として、結婚が必要なのかを考えることが重要です。

Step2 未来の自分を想像して「感情」を深く感じる

叶えたいことが明確になったら、次に「それが実現したときの感情」をリアルに想像してみましょう。

例えば、
子どもが成人して家庭を持ったとき、あなたはどんな気持ちになる?
世界を旅し、多くの人と出会ったとき、どんな感情が湧く?
理想のパートナーと穏やかな日々を過ごしている自分を想像したとき、どんな気持ちになる?

このとき、「誇らしい」「愛おしい」「感謝の気持ちでいっぱい」 などのポジティブな感情が湧いてくるなら、それが 「あなたにとって本当に幸せなこと」 です。逆に、違和感があったり、感情があまり湧いてこなかったりするなら、それは 「世間的な理想」や「こうあるべき」という固定観念に縛られている可能性があります。

自分の本当の願望かどうかを確かめるために、ステップ 1. に戻って、やり直してみてください。

Step3 目指す幸せを「視覚化」してブレない自分軸をつくる

最後に、ステップ2 で感じた未来の自分の姿と感情を視覚化してみましょう。

例えば、
文字に書き出す(「私の理想の人生は〇〇すること」)
イラストにする(簡単な絵でもOK)
写真を切り抜き、コラージュにする

大切なのは、これを見たときに、ステップ2 で感じた感情がよみがえるかどうかです。

視覚化することで、結婚や恋愛に振り回されるのではなく、「私はこういう人生を歩みたい」というブレない軸をいつでも見返して確認することができます。

婚活疲れの正体は「目指すべき幸せが見えていない」こと

婚活に疲れたと感じるのは、「本当に欲しいもの」が明確になっていないからです。地図がないまま、知らない街を歩いているようなもの。「迷子」になるのは、当然ですよね。

だからこそ、地図にあたる「自分にとっての幸せは何か?」を考えることが大切なのです。

まとめ:婚活迷子を抜け出し、本当の幸せを見つける方法

婚活に疲れたと感じるのは、「結婚自体が目的になっている」からかもしれません。

この記事では、ハイスペ女性が婚活迷子になりやすい理由を解説し、算命学の視点から結婚はゴールではなく、幸せのための手段であることをお伝えしました。

「結婚しないと不完全」と思い込むのではなく、まずは自分にとっての幸せを明確にすることが大切です。

「叶えたいこと・やりたいこと」を考え、それを実現したときの感情を感じ、視覚化することで、ブレない自分軸を持つことができます。

もし、今の婚活に違和感を覚えたり、「本当にこのままでいいの?」と悩んでいるなら、一度立ち止まって考えてみましょう。あなたにとっての「本当の幸せ」を見つけることが、婚活迷子から抜け出す第一歩です。

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